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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経平均型に買いが集中する格好で25日線を突破


 日経225先物は11時30分時点、前日比480円高の2万9100円(+1.67%)前後で推移。寄り付きは2万8840円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8810円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。その後も上げ幅を広げると、前場半ばには一時2万9160円まで上昇する場面がみられた。前引けにかけてはやや上げ幅を縮めたものの、2万9100円~2万9150円水準での高値保ち合いを続けている。

 米国市場の強い流れを引き継いで、前日に弱い値動きをみせていた日経平均型を中心に買いが集中する格好となった。指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>や東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>などが日経平均株価をけん引しており、この影響からNT倍率は先物中心限月で一時14.43倍に上昇した。また、日本郵政<6178>の売り出し価格が決定したことで、ヘッジの巻き戻しなども入っているようだ。

 日経225先物は上値抵抗線として意識される25日線を突破してきたことから、同線を支持線に変えてくるようだと、目先的には20日につけた高値(2万9490円)辺りがターゲットとなりそうだ。

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