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【通貨】外為サマリー:一時1ドル114円70銭近辺まで上昇、約3年11か月ぶりの水準

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円62銭前後と前日の午後5時時点に比べ60銭程度のドル高・円安となっている。

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円38銭前後と前日に比べ6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米9月住宅着工件数が減少したことを受けて弱含む場面もあったが、米長期金利が約5カ月ぶりの水準まで上昇したことを手掛かりにドル買い・円売りが優勢となった。

 この日の時間外取引で米長期金利が一段と上昇していることから、東京市場は日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが先行。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいこともあり、午前9時30分頃には一時114円70銭近辺まで上昇し、2017年11月以来のドル高・円安水準をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1635ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=133円36銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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