【市況】東京株式(前引け)=反落、米株高も前週後半の急伸の反動が出る
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は強弱観が拮抗し、日経平均は方向感の定まらない動きとなった。朝方はやや買いが先行したものの続かず、すぐにマイナス圏に沈み、その後はプラス圏に再浮上する場面もあったが売り直された。前週末の欧米株市場が軒並み高となったものの、日経平均は前週後半の2営業日で900円以上の上昇をみせていたこともあり、目先利益確定売りに押される形となった。値下がり銘柄数は値上がりを300弱上回っている。前場の売買高は6億株を下回った。
個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が軟調、ベイカレント・コンサルティング<6532>が急落した。キーエンス<6861>、ソニーグループ<6758>なども安い。リクルートホールディングス<6098>が値を下げ、任天堂<7974>も冴えない。マネーフォワード<3994>が値下がり率トップに売られ、RPAホールディングス<6572>も大幅安となった。半面、トヨタ自動車<7203>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。デンソー<6902>が高く、三菱商事<8058>もしっかり。三井松島ホールディングス<1518>が急騰、ミタチ産業<3321>、キャンドゥ<2698>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS