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【市況】<マ-ケット日報> 2021年10月14日

 14日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前日比410円高の2万8550円だった。前日の米国市場でダウ平均以外の主要指数が反発したことから日経平均も急速に買い戻される展開に。特に目先的な米インフレ懸念が後退したことが安心感を呼んでいる。一方、米原油先物(WTI)は1バレル=80ドル台で高止まり。エネルギー関係のコスト圧迫懸念は残っており、トピックスなど他の指数の戻り率は日経平均に比べて半分程度と鈍かった。

 昨日の米国市場は大手金融企業の決算を嫌気してダウ平均は小幅ながらも4日続落した。この日決算を発表したJPモルガンや悪材料の出たアップルが下げてダウ平均を押し下げた。一方、他の主要指数であるS&P500種やナスダック指数は反発。注目の9月の消費者物価指数の伸びが前月と同じ水準だったので過度なインフレ懸念が後退したようだ。これにより長期金利も低下。S&P500種とナスダック指数の反発に寄与したようである。

 さて、東京市場は米インフレ懸念の目先的な後退から先物中心に買い戻す動きが活発化した。国内の新型コロナの新規感染者数減少もあって押し目買いも入りやすくなっている。一方でチャート上の上値抵抗ゾーンである2万8500円辺りに達すると売り物も増えて伸び悩みがち。本日は75日移動平均線(2万8523円)をやや上抜いたがそこから先は重かった。(ストック・データバンク 編集部)

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