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【市況】株価指数先物【引け後コメント】 引き続きBofAのショートカバーとみられる買いが継続


大阪12月限
日経225先物 28140 +50 (+0.17%)
TOPIX先物 1972.0 ?2.0 (-0.10%

 日経225先物(12月限)は前日比50円高の2万8140円で取引を終了。寄り付きは反発したものの2万8120円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8160円)を下回って始まった。その後、下げに転じると一時2万7990円まで下落幅を広げる場面がみられた。ただし、2万8000円水準での底堅さが意識され急速に切り返すと、前場半ばには2万8380円と75日移動平均線水準まで上昇した。もっとも、前場半ば辺りまでで短期筋の売買は一巡したようであり、買い一巡後は2万8140円~2万8240円水準での保ち合いが続いた。

 日経225先物は、結果的には5日、75日移動平均線との狭いレンジ内での推移だった。朝方は米アップル<AAPL>のiPhone減産観測が伝わったことでハイテク株への売りが強まり、日経平均型の重荷となった。その後、 米下院が債務上限を一時的に拡大する法案を可決したと伝わるなか、米株先物の底堅い値動きを受けて、ショートカバーにつながった。東証1部の売買高は3日連続で11億株台にとどまっているように、積極的にポジションを取りに行く動きは限られ、短期的なリバランスの売買が中心のようだ。

 13日の米国市場では、9月の米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公表、JPモルガン・チェース<JPM>など大手金融機関の決算発表が予定されている。これらの結果を受けた米国市場の動向次第では、明日はギャップスタートの可能性もありそうだ。もっとも、足元で積極的なトレードは限られていると考えられ、売りが先行する局面では、押し目狙いのスタンスを想定しておきたい。また、国内では衆院解散により、改めて政策期待が高まる可能性があることも、押し目買いに向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇。ただし、一時14.15倍まで低下する場面もみられているため、NTでのスプレッドを狙ったトレードは手掛けづらい。テクニカル面では調整トレンドが継続しており、先週の急低下の局面でつけた14.11倍を下回ってくるようだと、NTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)のトレードが強まる可能性は意識しておきたい。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが700枚、JPモルガンが650枚程度の売り越しに対して、バークレイズが1250枚、クレディスイスが370枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はBNPパリバが1600枚、クレディスイスが490枚程度の売り越しに対して、BofAが2000枚、JPモルガンが1270枚程度の買い越しだった。引き続きBofAのショートカバーとみられる買いが継続している。

株探ニュース

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