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【通貨】外為サマリー:1ドル113円40銭台で推移、米金利上昇一服でドル買い後退

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円44銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円61銭前後と前日に比べ30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米金利の先高観などを背景に、一時113円79銭と約2年10カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。

 ただ、今晩に米9月消費者物価指数(CPI)や9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えて積極的には動きにくい面もあり、この日の東京市場ではドル買いの勢いがやや後退。米長期金利の上昇が一服していることや、国際通貨基金(IMF)が12日改定した世界経済見通しで21年の実質成長率見通しを引き下げたことも影響し、113円40銭台まで押し戻されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1541ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=130円92銭前後と同横ばい圏で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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