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【市況】NY外為:ユーロ売り優勢、ECB高官のハト派発言で

ユーロ/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

NY外為市場では欧州中央銀行(ECB)のハト派発言を受けてユーロ売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1559ドルから1.1533ドルまで下落し6日来の安値を更新。ユーロ・円は131円25銭の高値から131円10銭まで反落。ユーロ・ポンドは0.8474ポンドまで下落し、日中安値を更新した。

ECB専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏は「一時的な賃金の動き、インフレのトレンドの暗示しない」「基本的にボトルネックは解決していく」と、高インフレが依然一過性の要因によるものと見ているとの考えを示した。ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁もECBがPEPPのいくらかの柔軟性を手段として維持する必要性を訴えた。

《KY》

 提供:フィスコ

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