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【特集】アイエスビー Research Memo(5):配当性向30%を目安に安定した配当を継続していく方針

アイエスビー <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

アイ・エス・ビー<9702>は株主還元を重要な経営課題として位置付けており、その具体的手段として配当を実施している。配当の水準については、成長のための投資資金を確保するなど財務体質の健全性維持と配当性向などを総合的に判断し、可能な限り安定した配当を継続していく方針で、配当性向としては30%を目安としている。

2021年12月期の1株当たり配当金については29.0円(配当性向30.7%)を予定している。2021年1月1日付で1:2の株式分割を実施しており、株式分割を考慮したベースで前期と比較すると2.5円の減配となっているが、これは創立50周年の記念配当5.0円分が2020年12月期には含まれていたためで、普通配当ベースでは2.5円の増配予定となる。また、配当性向で30.7%の水準であることから、業績が会社計画を上回れば、前期と同様に増配となる可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《ST》

 提供:フィスコ

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