【特集】「ホテル」が17位にランク、経済正常化による客数増加に期待<注目テーマ>
リゾートトラ <日足> 「株探」多機能チャートより
1 旅行
2 パワー半導体
3 デジタルトランスフォーメーション
4 半導体
5 海運
6 脱炭素
7 再生可能エネルギー
8 2021年のIPO
9 LNG
10 日経中国関連株50
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ホテル」が17位となっている。
政府は28日、新型コロナウイルス対策として発令している19都道府県の緊急事態宣言、及び8県のまん延防止等重点措置を期限の30日で全面解除し、行動制限を段階的に緩和することを決めた。これによる経済活動の正常化期待からホテル株に関心が高まっているようだ。
菅首相は記者会見で、認証を受けた飲食店の営業時間をこれまでの午後8時から午後9時にするほか、イベント人数も上限5000人から上限1万人に引き上げる方針を表明。また、ビジネスに必要な国際的な人の往来についても制限を緩和していく方策を積極的に検討するとしている。また、自民党の新総裁に選出された岸田文雄氏が、観光需要喚起策「Go To トラベル」事業の再開に前向きな姿勢を示していることもあり、ホテルの客数増加などが期待される。
関連銘柄としては、リゾートホテル大手のリゾートトラスト<4681>、2つのブランドを手掛けるワシントンホテル<4691>、愛知県を中心にビジネスホテルを展開するABホテル<6565>、プリンスホテルを運営する西武ホールディングス<9024>、ホテル関連事業を行う明治海運<9115>、高級ホテル代表格の帝国ホテル<9708>、西の名門であるロイヤルホテル<9713>、椿山荘などを運営する藤田観光<9722>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS