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【市況】アジア株 上海香港は軟調、中国恒大不安くすぶる インド株は史上初となる6万の大台を突破

アジア株 上海香港は軟調、中国恒大不安くすぶる インド株は史上初となる6万の大台を突破

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   24487.13(-23.85 -0.10%)
中国上海総合指数  3639.75(-2.47 -0.07%)
台湾加権指数     17212.19(+133.97 +0.78%)
韓国総合株価指数  3124.14(-3.44 -0.11%)
豪ASX200指数    7343.60(-26.62 -0.36%)
インドSENSEX30種  60134.95(+249.59 +0.42%)

アジア株は高安まちまち。前日の米株大幅上昇を好感しているものの、中国恒大集団の破綻リスクを警戒する動きも依然残っている。また、週末を前に利益確定の売りも出ている。
香港、上海株は前営業日終値を挟んで推移。WSJなど一部報道によると、中国当局が地方政府に対し、中国恒大集団の破綻に備えるよう指示したとしている。中国恒大集団は7.1%安。同社電気自動車(EV)部門の中国恒大新能源汽車集団は18.5%安、一部の従業員への給料支払いが滞っているとの報道が懸念されている。
インド株は史上初となる60000の大台を突破。IT関連や金融など幅広い銘柄が上昇している。コンピューターサービス会社のインフォシスは2.2%高、ITサービス企業のタタ・コンサルタンシー・サービシズは1.6%高。コタック・マヒンドラ銀行は0.9%高、HDFC銀行は0.8%高。
韓国株は軟調、感染再拡大懸念が重石。24日に過去最多となる2434人の新規感染者が確認された。5日間の中秋節連休中に多くの人が移動したことが影響したもよう。首相は来週以降さらに感染者が増えることが予想されると述べ、ワクチン供給を急ぐよう防疫当局に求めると語った。

出所:MINKABU PRESS

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