【材料】<動意株・24日>(前引け)=国際紙パルプ、ラクオリア、古野電
国際紙パルプ <日足> 「株探」多機能チャートより
ラクオリア創薬<4579>=3日ぶり反発。22日の取引終了後、同社が創製した新規TRPM8遮断薬に関するライセンス契約を香港のXジーン・ファーマシューティカル社(昌郁医薬)と締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回のライセンス契約締結により、ラクオリアはXジーン社に同化合物の日本を除く全世界を対象とした独占的な開発・製造・販売権を供与する。ラクオリアはその対価として契約一時金を受領するほか、開発段階に応じたマイルストン及び販売額に応じたロイヤルティーを受け取る権利を得るという。具体的な達成条件や金額などは非開示。なお、同件による21年12月期業績予想の変更はないとしている。
古野電気<6814>=急反発。22日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、売上高を840億円から850億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を25億円から40億円(同7.0%増)へ、純利益を25億円から40億円(同1.4%増)へ上方修正し、あわせて中間10円・期末15円の年25円としていた配当予想を中間20円・期末20円の年40円(前期40円)に引き上げると発表したことが好感されている。欧米を中心に想定以上に販売が好調に推移していることに加えて、上期において利益率の改善が計画を上回って推移したことが要因としている。
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出所:MINKABU PRESS