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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 短期的な売買中心で結局はリバウンド部分を帳消しに


 日経225先物は11時30分時点、前日比280円安の2万9480円(-0.94%)前後で推移。売り先行から寄り付きは2万9700円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9780円)を下回って始まり、前場半ばには一時2万9390円まで下落幅を広げる場面もみられた。

 その後、中国恒大が23日の利払いを実施するとの発表が伝わると、リバウンド狙いの買いで2万9690円まで下落幅を縮めている。ただし、短期的な売買が中心とみられ、寄り付きの価格を超えられずに再び軟化した。

 中国恒大の利払い報道をきっかけに動意づく局面もみられたが、短期的な売買が中心で買いは続かず、結局はリバウンド部分を帳消しにし、2万9500円水準での保ち合いで推移している。短期筋の需給整理は一巡したとみられ、後場はよりこう着感の強い相場展開となろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.49倍と小幅に上昇。25日、75日移動平均線とのレンジ内での推移が継続している。

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