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【通貨】外為サマリー:1ドル109円20銭台で推移、ドルは売り一巡後に下げ渋る

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円24銭前後と前日の午後5時時点に比べ40銭弱のドル安・円高となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円23銭前後と前日に比べ20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の資金繰り懸念がくすぶるなか安全通貨とされる円を買う動きが継続し、一時109円19銭まで軟化した。

 中国発の金融不安が警戒され、東京市場に移ってからもリスク回避的なドル売り・円買いが優勢。日経平均株価が続落して始まったことも重荷となり、午前9時頃には109円12銭まで下押す場面があった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今晩に控えて持ち高を一方向には傾けにくく、ドルは売り一巡後に下げ渋る動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1719ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円04銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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