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【特集】SIG Research Memo(2):旧住友金属工業グループ2社などの出資により1991年に発足

SIG <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

1. 会社概要
SIG<4386>は「社会を変革するITイノベータ」を目指す独立系のシステムインテグレーターである。経営理念には「ITイノベーションにより社会の高度化に貢献する」「自己革新と研鑽により社会のニーズにこたえる」「幅広く人材を受け入れプロフェッショナルとして育成する」「会社の発展と業績の拡大によって社員の幸福を目指す」を掲げている。

本社所在地は東京都千代田区九段北、事業所は本社、クラウドビジネスセンター(神奈川県横浜市)、仙台オフィス(宮城県仙台市)、総合研究所金沢オフィス(石川県金沢市)、総合研究所福井オフィス(福井県福井市)、関西事業所(大阪府大阪市)、九州事業所(福岡県福岡市)、甲府事業所(山梨県甲府市)、名古屋オフィス(愛知県名古屋市)である。

2021年3月期第1四半期末時点の総資産額は2,698百万円、純資産額は1,570百万円、資本金は505百万円、自己資本比率は58.2%、発行済株式数は5,881,380株(自己株式187,410株含む)である。

なお2021年10月1日付で持株会社に移行して商号をSIGグループに変更する。持株会社への移行後のグループは、同社(持株会社、商号変更してSIGグループ)、連結子会社1社((株)SIG分割準備会社が商号変更して(株)SIG)、及び持分法適用関連会社1社((株)アクロホールディングス)で構成される。

2. 沿革
1991年12月に(株)エスアイインフォジェニック(東京都品川区東五反田)を住友金属工業(株)(現:日本製鉄<5401>)グループ2社50%と他の出資者50%の同比率出資で設立、1997年8月に本社を東京都文京区本郷に移転、2000年9月住友金属工業から独立した。

その後、2005年12月に(株)ビジネスブレインと合併、2016年2月に商号をSIGに変更、本社を東京都千代田区九段北に移転、2018年6月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場、2019年6月に東京証券取引所市場第2部に市場変更した。

なお2022年4月4日に移行される新市場に関しては、2021年7月9日付で東京証券取引所から新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領した。この結果に基づいてスタンダード市場の選択申請に関わる所定の手続きを進める。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《ST》

 提供:フィスコ

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