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【市況】東京株式(寄り付き)=買い優勢、利益確定と押し目買いの綱引き

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比137円高の3万584円と続伸。

 前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開となりNYダウは260ドルあまりの上昇をみせ6日ぶりに反発したが、ナスダック総合指数は小幅ながら続落した。米国内での新型コロナウイルスの感染がピークアウトしたとの思惑から景気敏感株が買い戻されたが、ハイテク株には売り買いが交錯した。東京市場ではここ日経平均が短期間で急速に水準を切り上げていることもあり目先利益確定売りの動きも出ているが、一方で出遅れた向きの押し目買いニーズは強く、頑強な値動きが続く公算が大きい。ただ、日本時間今晩に発表予定の8月の米CPIの結果次第で、FRBによるテーパリング前倒しの思惑につながることから、足もとでは積極的な買いは見込みにくい状況にある。

出所:MINKABU PRESS

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