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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:プロルートは大幅続落、ケイブがストップ高

プロルート <日足> 「株探」多機能チャートより

<8256> プロルート 368 -14
大幅続落。資本提携先の経営コンサルティング会社Wealth Brothersがプロルート丸光株を売却し、所有株数が500万株(議決権所有割合16.96%)から100万株(同3.40%)になったと発表している。Wealth Brothersから「当初15億円であった時価総額は100億円を超える規模となり、想定を上回る資本提携の成果を達成したものと判断した」との報告があったという。資本提携契約は今後も継続する方針。

<6563> みらいワークス 973 +31
大幅続伸。三井住友銀行、SMBC日興証券、SMBCベンチャーキャピタルとともに、産官学金による成長企業エコシステムプラットフォーム「未来X(mirai cross)」を新設すると発表している。アクセラレーションプログラムや事業会社パートナーとの協業サポートプログラム、ウェビナー開催などでエコシステムを形成し、次世代の中核を担う成長企業の成長フェーズを加速させる取り組みを実施する。

<4978> リプロセル 303 +4
大幅続伸。仏医薬品製造受託機関のTEXCELLグループの日本支社Texcell Japanとの間で、GMP-iPS細胞マスターセルバンク製造販売に関する戦略的提携契約を締結したと発表している。18日に開示したGMP-iPS細胞マスターセルバンク製造委託に関する基本契約を補完するもの。TEXCELL社は、米食品医薬品局や欧州医薬品庁、日本の医薬品医療機器総合機構のガイドラインに準拠したGMPセルバンク製造で専門知識と実績を有しているという。

<3760> ケイブ 1064 +150
ストップ高。台湾子会社の凱樂數位股フン有限公司がライブ配信アプリの開発運営に加え、新規事業を開始すると発表している。デジタルコンテンツビジネスで海外企業などとの業務提携を支援する。開始時期は9月で、さらなる収益獲得で安定した財務基盤を構築することが目的。リソースの一部を新規事業に充当するため、現在開発を進めているライブ配信アプリのリリース時期を22年1月とする。

<7760> IMV 563 +9
大幅に3日続伸。21年9月期の期末配当を従来予想の8.50円から10.00円(前期末実績8.50円)に増額修正している。業績と財務状況などを総合的に勘案する利益還元方針などに基づく措置。IMVは振動シミュレーションシステムの伸長を受け、第3四半期累計(20年10月-21年6月)の営業利益を前期比706.0%増の8.14億円になったと6日に開示していた。通期予想は9.90億円。

<6697> テックポイント 1755 -35
朝高後、後場にマイナス転換。21年12月期の営業利益を従来予想の13.14億円から17.16億円(前期実績4.05億円)に上方修正している。下半期の顧客需要が上半期に比べて増加しており、世界的な半導体生産能力逼迫の事業環境で見極めができていなかった生産見通しの具体化が進んだため。テックポイント・インクは5月12日にも業績の上方修正を開示しており、さらなる上振れ見通しが好感されていたようだ。
《ST》

 提供:フィスコ

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