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【通貨】米PayPal、英国で暗号資産取引サービスを開始【フィスコ・ビットコインニュース】


米決済大手PayPalは、英国で暗号資産(仮想通貨)取引サービスを開始するようだ。今週から、英国の顧客がビットコインやその他の仮想通貨を売買・保有できるようにするという。英国でのサービスにおける同社のパートナーはPaxos社で、マーケットメーカーおよびカストディプロバイダーとしての役割を担う。

英国は、昨年10月の米国でのサービス開始に続き、PayPalが暗号資産サービスを展開する最初の国際市場となる。PayPalの英国の顧客も、米国のユーザーと同様に、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4つの仮想通貨を取引・保有することができる。

PayPalのユーザーは、1ポンドまたは1ドルという少額から仮想通貨への投資を始めることができるが、最大投資額には上限がある。英国では、ユーザーは1週間に15,000ポンド(約225万円)以上の仮想通貨を購入することはできない。また、12ヶ月間の購入額の上限は35,000ポンド(約527万円)に設定されるようだ。米国では、7月に1週間の仮想通貨購入限度額を10万ドルと引き上げていたが、英国では上限が低く設定されている。

ロイターによると、PayPalの仮想通貨部門のゼネラルマネージャーを務めるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏は、「英国をはじめとする世界中の規制当局と緊密に連携して支援を行い、グローバルな金融・商業の未来においてデジタル通貨が果たす役割の形成に貢献していく。」と述べたようだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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