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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、テーパリング警戒の米株安を引き継ぐ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比187円安の2万7398円と反落。

 前日の米国株市場では取引終盤に下げ幅を広げる展開で、午後に公表された7月のFOMC議事要旨が年内のテーパリング実施を示唆する内容だったことが、目先筋の利益確定を急ぐ動きにつながった。NYダウが400ドル近い下げをみせフシ目の3万5000ドル台を割り込んだのをはじめ主要株指数が揃って続落、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も急上昇しており、東京市場でもリスク回避の売りが誘発される形となっている。日本国内では新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が強まっており、買いが手控えられやすい。一方、2万7000円台前半では押し目買いも予想され、売り一巡後は下げ渋る可能性もある。

出所:MINKABU PRESS

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