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【市況】東京株式(寄り付き)=売り優勢、米長期金利急低下で景気先行き警戒

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比200円安の2万7580円と反落。

 前日に日経平均は大幅高で前週末の急落を帳消しにしたが、きょうは買いが続かない展開。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数が高安まちまちの展開となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅反発したものの、景気敏感株に売りがかさみNYダウは続落となった。新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることが嫌気されていることや、7月のISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったこともあって、米長期金利の急低下が株式市場にマイナスに作用した。この流れが東京市場にも波及している。外国為替市場でドル安・円高に振れていることも主力輸出株には逆風。ただ、企業の決算発表が佳境入りとなるなか、個別には好業績期待の銘柄が投資資金を誘導し全体相場を下支えする可能性がある。

出所:MINKABU PRESS

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