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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円水準での攻防、底堅さ意識されショートカバーの動きも


 日経225先物は11時30分時点、前日比90円高の2万7920円(+0.32%)前後で推移。寄り付きは2万7960円とシカゴ先物清算値(2万7950円)にサヤ寄せする形から買い先行で始まった。寄り付き後に2万7850円まで上げ幅を縮めるもすぐさま切り返しており、2万7900円辺りでの底堅さから2万8000円を窺う値動きに。ただし、強弱感が対立しやすい水準であり、前引け間際に一時2万8020円まで上昇した後は、2万7900円から2万8000円のレンジ推移に。

 買い先行後は利食いに押される場面が見られたが、底堅さは意識されている。狭いレンジではあるものの、2万8000円近辺での値動きを続けており、ショートカバーが断続的に入っているもようだ。また、ブルベア投信に絡んだ先物への買い需要なども観測されており、2万8000円突破を狙ったロングの動きも。なお、NT倍率は先物中心限月で14.43倍と直近安値水準でこう着し、引き続きTOPIX型優位の需給状況である。

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