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【材料】<動意株・27日>(前引け)=ウィル、ウィルソンW、共立印刷

ウィル <日足> 「株探」多機能チャートより
 ウィル<3241>=一時ストップ高。26日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が28億1100万円から30億4500万円(前年同期比9.7%減)へ、純利益が1億700万円から1億6900万円(同2.0倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。住宅を購入する顧客の来店件数が前年同期比41.9%増加するなど流通事業の取扱件数が計画を上回ったほか、中古住宅×リフォームの引き渡し件数が同31.7%増加し、収益性の高い事業群「フィービジネスとリフォーム」の業績が堅調に推移したことが要因。また、開発分譲事業も販売契約が計画通りに進捗しているとしている。

 ウィルソン・ラーニング ワールドワイド<9610>=急騰。26日の取引終了後、世界50カ国で利用されている行動変容の原理原則を日本向けにデジタル化し、提供を開始したと発表したことをきっかけに需給相場の色合いを強めた。同プログラムは、ウィルソン・ラーニングや提携している専門家の実証的な心理学研究をもとに組み立てられ、全世界での長年にわたる活用で学習効果が確認されているもの。企業教育の育成課題に応用できるだけではなく、個人が直面する仕事や対人関係の問題解決のためにも有効に設計されているのが特徴としている。

 共立印刷<7838>=年初来高値更新。26日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、純利益を4億3000万円から5億8000万円(前期16億4500万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これを好感した買いが入った。前期から継続して取り組んでいる事業構造改革が想定以上に奏功した。売上高については、コロナ禍により依然として厳しい受注環境にあることから、380億円(前期比3.4%増)とする従来予想を据え置いた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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