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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:Iceco Incは大幅続伸、INESTが大幅に反発

ニューラル <日足> 「株探」多機能チャートより

<4056> ニューラル 4495 +40
続伸。午後1時ごろ、ソフトバンク<9434>が設立した「ソフトバンク5Gコンソーシアム」に、5G関連パートナーとして参画すると発表している。ニューラルポケットは、これまでもソフトバンクと共に社会課題の解決に向けた新しいサービスの開発と、実用化に取り組んでおり、「ソフトバンク5Gコンソーシアム」への参画により、連携をさらに加速させるようだ。これを材料視した買いが引けにかけて向かっている。

<8256> プロルート 262 +16
大幅続伸。新型コロナウイルスワクチン接種後の中和抗体の有無を尿で確認する抗体検出キットをMRT<6034>を通じて医療機関向けに先行販売すると発表している。尿で抗体の有無を判定するため、使用者への負担が少なく痛みもない。判定時間は15分としている。30日までに注文した顧客に対し、通常価格から20%割引の特別キャンペーンを実施する。MRTも3日ぶりに反発している。

<7698> Iceco Inc 2095 +166
大幅続伸。民放の経済系情報番組の予告で、11日の新規上場企業特集で取り扱う企業の一つとして登場し、買い材料視されている。予告では「アイスをお店に並べて400億円」などと伝えられている。同様にQDレーザ<6613>も「レーザーで網膜に直接写すメガネ」などと題して取り上げられる見込み。番組で企業の取り組みが紹介されれば、個人投資家などからの資金流入が期待できるとの見方から買われているようだ。

<4598> DELTAーP 1605 -110
大幅に3日続落。次期の自社開発候補品であるBcl-2阻害剤のVTXの新規誘導体の論文が国際的なオープンアクセスジャーナル「Cancer Reports」の電子版に掲載されたと発表している。AML(急性骨髄性白血病)患者を安全かつ効果的に治療するための代替治療法になり得ることを示唆しているという。ただ、株価が1日に年初来高値(2085円)まで上昇していることから、利益確定売りに押されているようだ。

<3390> INEST 135 +30
大幅に反発。連結子会社のPatch(東京都豊島区)が住宅ローンテック企業のiYell(東京都渋谷区)と協業すると発表している。住宅を購入する顧客と住宅を販売する住宅事業者の双方に役立つサービスを紹介するiYellの「いえーるスマートクラブ」を通じ、引っ越しを伴う入居者を対象に電気・ガス・水道・インターネット回線などの利用開始手続きをアドバイザーが無料で案内するPatchの「Lifeline Advisor」を提供する。

<6521> オキサイド 9530 +440
大幅に3日ぶり反発。経済産業省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金(2次公募)」に採択されたと発表している。半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置製造業として「生産拠点の集中度が高く、サプライチェーン途絶によるリスクが大きい製品・部素材の供給途絶リスク解消のための生産拠点整備」が補助対象となった。補助要件は対象経費の2/3以内。23年2月期以降の業績に寄与する見通し。
《ST》

 提供:フィスコ

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