【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に大黒屋
大黒屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
30日の東京市場で、大黒屋は続落。前日は年初来高値更新後に失速しており、足もとでの急ピッチな上昇に対する高値警戒感が高まっているもよう。加えて、東証が30日から同社株式の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)にすると発表していることも影響しているようだ。なお、日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を70%(うち現金40%)にすると発表している。
同社株に物色の矛先が向かうきっかけとなったのは、今月4日に子会社の大黒屋が5カ年事業計画を発表したこと。最終年度となる26年3月期の売上高目標として487億6900万円(22年3月期見込は184億8200万円)を掲げていることが好感された。また、25日に社長がアリババグループの越境ECポータルサイト「Kaola」のコラムに登壇すると発表したことが株価上昇に拍車をかけていた。
出所:MINKABU PRESS