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【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):3Dマトリクス、FRONTEO、しまむらなど

シスメックス <日足> 「株探」多機能チャートより

シスメックス<6869>:13130円(+520円)
大幅続伸。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も12000円から15000円に引き上げている。欧米では医療供給体制が正常化することで診断や健診の件数が回復する見込みとしているほか、国内でも、コロナ禍の中1年以上が経過し、来院・通院患者が増えているとの見方。ロシュとのグローバル提携更新で、自社展開できる余地が拡大したことも業績向上に寄与としている。


カルタHD<3688>:1938円(+83円)
前日比変わらずを挟んで大幅続伸。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2170円としている。固定費増加が限定的と見られる中、パートナーセールス事業の一人当たり売上高の改善、電通グループとの提携深化による取扱高増加、オフライン広告のデジタル化などによる売上高増加が期待され、収益性が改善していくとみている。今期は会社計画を上回る水準を予想、来期以降も2ケタ増益が続くとみている。


INPEX<1605>:830円(-40円)
大幅続落。原油価格の下落を受けて利食い売りの動きが優勢となっているもよう。前日のNY原油先物相場は前日比1.70%の下落となっている。原油相場は、高値圏からのポジション調整的な利食い売りが集まったほか、新型コロナ感染者数の増加が目立っている国が増えていることなどによる需要の減退懸念も強まったもよう。米国株式市場でもエネルギー関連株が軟化する形になっている。


象印マホービン<7965>:1681円(-71円)
大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は48.4億円で前年同期比55.0%増益となり、6月21日に上方修正した水準での着地となっている。第1四半期の同28.9%増から増益率は拡大する形に。ただ、上半期と同時に上方修正していた通期予想の67億円、前期比23.1%増は今回据え置いており、当面の好材料出尽くし感が優勢になっているもよう。下半期は原材料費高騰などによる調達コスト上昇などを想定しているようだ。


しまむら<8227>:10930円(+610円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は130億円となり、市場予想を30億円強上回っている。値下げ抑制などに伴う粗利益率の上昇、販管費の抑制などが想定以上となっている。粗利益率は一昨年の同期比で2ポイント以上上回っているほか、売上高が一昨年同期比増加する中で販管費は減少となっている。会社側では通期計画386億円、前期比1.6%増を据え置いているが、上振れ確度はより高まったとの見方に。


3Dマトリクス<7777>:402円(+82円)
年初来高値。消化器内視鏡領域を適応領域とした止血剤PuraStat-GIについて、米食品医薬品局(FDA)から医療機器(クラスII)として承認を受けたと発表している。滲出性出血の止血・後出血予防を目的としており、内視鏡的手術・処置に適応するもの。米国の潜在市場規模は欧州と同等の200億円規模とみているという。日本でも製造販売承認を取得済みで、販売に向けた準備を進めている。


FRONTEO<2158>:1245円(+89円)
年初来高値。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(東京都千代田区)の通話データ解析にKIBIT-Connectが採用されたと発表している。KIBIT-Connectは、FRONTEOのAIエンジンKIBITと他のシステムとの連携を可能にするAPIで、通話をテキストに変換したデータと連携させて営業通話記録を解析する。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の他の企業でも採用が進む可能性があるとの期待から、買いが集まっているようだ。


BlueMeme<4069>:2979円 -
公開価格(2820円)を1.1%上回る2850円で初値を付けた。会社設立は06年12月20日。独自のプロジェクト管理手法を活用したシステム受託開発・コンサルティングサービスの提供に加え、開発プラットフォームのOutSystemsなどのソフトウェアライセンスの販売を手掛ける。22年3月期の営業利益予想は前期比35.1%増の2.36億円。受託開発サービスが業績全体を牽引し、利益が拡大すると見込んでいる。
《ST》

 提供:フィスコ

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