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【市況】アジア株 総じて下落、おおむね小動き

東京時間18:03現在
香港ハンセン指数   29268.30(-19.92 -0.07%)
中国上海総合指数  3606.37(-1.19 -0.03%)
台湾加権指数     17590.97(+87.98 +0.50%)
韓国総合株価指数  3301.89(-0.95 -0.03%)
豪ASX200指数    7307.29(-0.76 -0.01%)
インドSENSEX30種  52803.21(-121.83 -0.23%)

 28日のアジア株は総じて下落。前週末の米国株は指数間でまちまち、週明けの米国株価指数先物の時間外取引は小幅な値動きにとどまり、アジア株は材料難から指数間で方向感なく推移した。値動きもおおむね小幅にとどまっている。上海株は小反落。昨日発表された5月の工業企業利益の伸びが前月から鈍化したことなどが圧迫要因となったもよう。

 豪州株は小反落。シドニーでの2週間のロックダウンなどを受けて、上値を抑えられた。香港株は小反落。午前中は黒色暴雨警報が発令されて取引は中止となった。午後に取引を再開した後は軟調な推移となった。台湾株は続伸。海運株などが買われる一方で、電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)などが売られた。
   
 上海総合指数は小反落。ほぼ変わらず。免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品関連の上海復星医薬が買われる一方で、銀行大手の中国工商銀行、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小反落。インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が買われる一方で、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。ほぼ変わらず。小売会社のウールワース・グループ、小売りチェーンのコールズ・グループ、医療診断サービスのソニック・ヘルスケアが買われる一方で、決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシー、不動産開発のセンターグループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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