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【市況】日経VI:低下、落ち着いた株価推移で午後は警戒感が緩和

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比-0.34pt(低下率1.90%)の17.52ptと低下した。なお、高値は18.54pt、安値は17.46pt。今日の東京株式市場は取引開始時こそ買いが先行したが、その後は売りが優勢となり、日経225先物は上昇して始まった後、すぐに下落に転じた。ただ、下値を売り急ぐ動きが見られないことから、市場心理が悪化することはなく、今日の日経VIは上昇して始まった後は、午前は次第に上昇幅を縮める展開となった。午後も日経225先物の下落幅は限定的で、市場では警戒感が緩和し、日経VIは低下に転じ、先週末水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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