市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル110円70銭前後で推移、時間外の米金利は上昇一服

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=110円70銭前後と前週末の午後5時時点に比べ5銭程度のドル安・円高となっている。

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=110円75銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高で取引を終えた。米5月個人消費支出(PCE)物価指数を受けて110円48銭まで軟化する場面があったものの、米国債の増発懸念などから米長期金利が上昇したことがドルの下支えとなった。

 ただ、PCEコアデフレーターが前月比0.5%上昇と市場予想(0.6%程度の上昇)を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期の金融緩和縮小観測は後退しており、東京市場ではややドル売り・円買いが優勢。この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服するなか、午前9時50分頃には一時110円65銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1936ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=132円14銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均