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【市況】25日の株式相場見通し=買い優勢、2万9000円台回復か

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり日経平均株価は上値指向が予想される。フシ目の2万9000円台を回復する場面がみられそうだ。前日の米国株市場では主要株指数が揃って上昇し、NYダウは300ドル超の上げとなったほか、ナスダック総合指数、S&P500指数いずれも過去最高値を更新した。バイデン米政権が掲げるインフラ投資案が上院の超党派議員グループと合意したことが伝わり、内需のインフラ関連中心に投資資金が流入した。これを受けて東京市場でも市場のセンチメントが改善し、リスクを取る動きが強まることが見込まれる。ただ、国内では新型コロナウイルス感染拡大が東京都などで依然として続いているほか、デルタ株などの変異型ウイルスが増勢基調にあることへの懸念も拭えず、週末要因も考慮して買い一巡後は上げ幅を縮小する可能性もある。

 24日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比322ドル58セント高の3万4196ドル82セントと反発。ナスダック総合株価指数は同97.976ポイント高の1万4369.709だった。

 日程面では、6月の都区部消費者物価指数、5月の外食売上高など。また、マザーズ市場にステムセル研究所<7096>、日本電解<5759>が新規上場する。海外では、5月の米個人所得・消費支出、6月の米ミシガン大学消費者態度指数(確報値)など。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年06月25日 08時57分

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