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【通貨】NY為替:米インフラ投資計画実現への期待でドル下げ渋り

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円69銭まで下落後、110円91銭まで反発し、110円88銭で引けた。新規失業保険申請件数は予想を上回ったため、労働市場の改善に懐疑的見方が広がり、ドル売りが優勢となった。その後、バイデン大統領が超党派上院議員とインフラ計画の骨組みで合意したと発表し、米国経済の回復ペースが速まるとの期待でドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1956ドルまで上昇後、1.1920ドルまで反落して、1.1932ドルで引けた。ユーロ・円は132円41銭へ強含んだのち、132円13銭まで反落。ポンド・ドルは1.3890ドルまで下落後、1.3939ドルまで上昇した。英国中央銀行は金融政策委員会(MPC)の会合で大規模緩和維持を決定。インフレ上昇は一時的との見解を維持し、早期利上げを警告するなど、予想外にハト派姿勢を強める結果となったため、ポンド売りが一時優勢となった。ドル・スイスは0.9174フランまで下落後、0.9195フランまで上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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