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【市況】NY外為:ポンド戻り鈍い、BOEが予想外にハト派姿勢維持


NY外為市場ではポンドの戻りが鈍い展開が続いた。ポンド・ドルは1.3891ドルまで下落したのち、1.3925ドルへ反発も上値が重い。100日移動平均水準の1.3949ドルがレジスタンスとなっている。ポンド円は153円83銭まで下落したのちも154円15-20銭で推移。

ユーロ・ポンドは0.854ポンドから0.8592ポンドまで上昇後も高止まりとなった。

英国中銀は金融政策決定会合で市場の予想通り、政策金利を0.10%、債券購入プログラム規模を8950(国債8750/社債200)億ポンドに据え置く決定をした。また、インフレは一時的との見方を維持したほか、早急な引き締めを警告。予想外にハト派姿勢を強めた。


[金融政策]
・英中銀
・政策金利を0.10%に据え置きとすることを決定
・債券購入プログラム規模を8950(国債8750/社債200)億ポンドに据え置き決定

[要人発言]
・英中銀
「8対1で資産買い入れプログラムの維持を決定」
「短期的なインフレ圧力は予想よりも大きくなる可能性」
「インフレ率は一時的に3%を超える見通し」
「拙速な引き締めで景気回復を損ねるのは誤り」

《KY》

 提供:フィスコ

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