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【市況】日経平均VIは低下、株価落ち着いた動きで警戒感が緩和

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時25分現在、前日比-0.44pt(低下率2.31%)の18.58ptと低下している。なお、今日ここまでの高値は19.49pt、安値は18.14pt。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がまちまちの動きとなり、方向感が定まりにくい中、今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。しかし、取引開始後の売り一巡後は下値を売る動きは見られず、日経225先物は上げに転じた後は落ち着いた動きとなり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは取引開始後に低下に転じ、その後は昨日水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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