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【市況】日経平均VIは低下、落ち着いた株価推移で安心感広がる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-1.41pt(低下率7.00%)の18.73ptと低下している。なお、今日ここまでの高値は19.75pt、安値は18.67pt。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇し、これを受けた今日の日経225先物はやや買いが先行。日経VIは低下して始まった。その後、日経225先物はプラス圏で方向感を欠く動きとなっているが、昨日大幅高を演じた後としては落ち着いた動きとの見方も多く、市場では安心感が広がり、今日の日経VIは、不安心理の高まった状態の基準とされる20ptを下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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