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【通貨】外為サマリー:1ドル110円70銭台で推移、日経平均の上昇が支援材料

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=110円73銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=110円65銭前後と前日に比べ40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。一時110円79銭まで上昇したものの、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げを急がない趣旨の発言をしたことを受けて伸び悩んだ。

 ただ、東京市場に移ってからは再びドル買い・円売りが優勢となり、午前9時過ぎには110円70銭台を回復した。FRB議長のハト派的な発言を背景に前日の米株式相場が続伸したことを手掛かりに、この日の日経平均株価が堅調に推移していることでリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすくなっているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1932ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=132円12銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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