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【市況】米国株には5000億ドルがさらに流入との指摘も=米国株

NY株式21日(NY時間13:48)
ダウ平均   33902.48(+612.40 +1.84%)
ナスダック   14142.77(+112.39 +0.80%)
CME日経平均先物 28670(大証終比:+650 +2.27%)
 
 きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に反発しており、上げ幅は一時600ドルを超えた。先週末のダウ平均は500ドル超の下げとなったが、きょうは値ごろ感からの買い戻しがバリュー株中心に強まっている。

 先週のFOMCでFRBがタカ派に若干シフトしたとの見方が強まったが、それを裏付けるようにFOMCメンバーである米地区連銀総裁の一部から22年の利上げ開始の可能性が言及された。市場では早期利上げ期待が高まり、先週末の株式市場は大幅安となった。これまで市場が享受してきた適温相場(コルディロックス相場)が後退し、リフレトレード終了との警戒感が強まっている。

 米大手証券から、家計や企業が年末までにさらに5000億ドル相当購入するとの見方が出ている。パンデミック中に投資されないままで眠っている資金が増大しており、その規模は5.5兆ドルと記録的な水準に膨れあがっているという。自社株買いが加速する一方で、社債発行は第1四半期のピークから減速するとの見通しから、年内は企業からの株式への旺盛な需要が想定されるという。

 第1四半期の家計による米株式の純購入額は1720億ドルで、増加した手持ち資金に加えて、ミーム株に見られたような個人投資家の市場参加が増大しており、需要はさらに増える可能性が高いとしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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