【材料】日立は売り買い拮抗、TOPIX型アービトラージの買いも
日立 <日足> 「株探」多機能チャートより
AI・IoT時代に対応し、経営の軸足をIT分野に傾注、同社独自のIoTプラットフォーム「ルマーダ」の活用で商機を捉えている。22年3月期は営業利益段階で前期比5割増の7400億円を見込む。これは、過去最高利益を記録した19年3月期に迫る水準だ。「日銀のETF買いのルール変更に伴い、TOPIX構成比率の高いトヨタ自動車<7203>と日立を買い、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>を売るアービトラージの動きが観測される」(国内投資顧問)という指摘も出ている。
出所:MINKABU PRESS