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【特集】TOKAI Research Memo(10):配当性向は40~50%を目安に実施、自己株取得も機動的に実施していく方針

TOKAI <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

TOKAIホールディングス<3167>は株主還元策として、配当金や株主優待制度に加えて、状況に応じて自己株式の取得も実施し、株主還元には積極的に従来から取り組んできた。株主還元方針として、継続的かつ安定的な還元で事業の成果を株主と共有していくことを掲げており、今回、新たに配当性向40~50%の範囲内で配当を実施していくことを明示した。2022年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの30.0円(配当性向44.5%)を予定している。

また、3月末、9月末に100株以上保有している株主に対して、保有株数に応じて各種優待を実施している。100株保有の株主の場合、2,050円相当のアクア商品(うるのん「富士の天然水さらり」等)、500円分のQUOカード、1,000円分のお食事券、1,000円相当の「TLC会員サービス」のポイント、「LIBMO」の利用料金2,100円分(350円/月×6ヶ月間)の割引のいずれかを贈呈する。株主優待も含めた単元当たり総投資利回りを現在の株価水準(2021年5月27日終値878円)で試算すると4.6~8.1%となる(株主優待をQUOカード、またはアクア商品で選択した場合)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NB》

 提供:フィスコ

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