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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 FOMC待ちのなか、ファーストリテイリングなどが日経平均の重荷に


 日経225先物は11時30分時点、前日比100円安の2万9310円(-0.34%)前後で推移。寄り付きは2万9280円と、シカゴ先物清算値(2万9320円)を下回って始まった。寄り付き直後につけた2万9260円を安値に切り返しており、一時2万9400円を回復する場面が見られている。しかし、前場半ば以降は再び軟化し、前引けにかけては2万9300円~2万9350円辺りでの保ち合いで推移。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのなかで模様眺めムードは強いものの、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が過半数を占めており、全体としては底堅さが意識されている。ただし、ファーストリテイリング <9983>、東京エレクトロン <8035>、エムスリー <2413>、リクルートホールディングス <6098>の4銘柄で日経平均株価を100円超下押しており、指数寄与度の大きい値がさ株の下落影響が大きい。これによりNT倍率は先物中心限月で14.84倍に下落しており、支持線として期待された25日移動平均線を下回っている。

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