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【通貨】NY為替:インフレ関連指標を意識してドルは下げ渋る

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円02銭まで下落後、110円16銭まで上昇して110円05銭で引けた。米5月小売売上高が予想以上に落ち込んだことを嫌気しいったんドル売りが優勢となったが、予想を上回った5月生産者物価指数(PPI)を受けて米国債相場が軟調に推移し、金利の上昇でドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.2101ドルまで下落後、1.2131ドルまで上昇して、1.2127ドルで引けた。ユーロ・円は133円27銭まで下落後、133円57銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.4041ドルから1.4095ドルまで戻した。制限措置の解除時期延期を嫌ったポンド売りは一巡した。ドル・スイスは0.9008フランまで上昇後、0.8979フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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