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【市況】15日の株式相場見通し=続伸か、FOMC控え上値は限定的

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京株式市場は、売り買い交錯もハイテク株を中心にやや買いが優勢となり、日経平均は続伸しそうだ。ただ、16日までの日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑から、積極的に上値を買う動きは見込みにくく、上昇した場合も上げ幅は限定的となる可能性が高い。前日の米国株市場ではFOMCを控えポジション調整の売りが優勢となり、NYダウが反落した。特に大手金融株に売り圧力が強まり全体相場を押し下げた。しかし、ハイテク株は総じて強さを発揮しナスダック総合指数は3日続伸と強調展開を継続、過去最高値を更新している。東京市場では外国為替市場でドル高・円安が進んでいることもあり、ハイテクセクターには追い風が意識される。

 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比85ドル85セント安の3万4393ドル75セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同104.720ポイント高の1万4174.143だった。

 日程面では、きょうは4月の第3次産業活動指数など。海外では4月のユーロ圏貿易収支、5月の米小売売上高、5月の米PPI、5月の米鉱工業生産指数・設備稼働率、6月のNY連銀製造業景況指数など。なお、16日までの日程でFOMC開催。

出所:MINKABU PRESS

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