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【市況】14日の米国市場ダイジェスト:NYダウ85ドル安、FOMC控えた調整

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:NYダウ85ドル安、FOMC控えた調整

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は85.85ドル安の34393.75ドル、ナスダックは104.72ポイント高の14174.14で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が今週15日から16日にかけて開催する連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた調整にダウは寄り付きから下落。終日軟調に推移した。10年債利回りが依然1.5%を割り込んだ水準で引き続き安定したためハイテク株は強く、ナスダック総合指数を押し上げ。終値で史上最高値を更新した。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、銀行が下落。

ソフトウェアメーカーのアドビ(ADBE)は今週発表される決算の好結果を期待し買われた。モバイル決済のスクエア(SQ)やメキシカンレストランチェーンを経営するチボトレ・メキシカン・グリル(CMG)はアナリストによる投資判断引き上げを受けて、それぞれ上昇。一方、銀行のJPモルガンはダイモンCEOが4-6月期のトレーディング収入が前年比で大幅に落ち込むと警告し、下落した。電気トラックメーカーのローズタウン・モーターズ(RIDE)は先週発表された米証券取引委員会(SEC)への届け出で「継続企業の前提」に疑義が生じていると開示し、初のピックアップトラック開発に必要な現金が不足する恐れがあると警告。さらに、CEO(最高経営責任者)と、CFO(最高財務責任者)の突然の辞任を発表し、急落した。

バイオのノババックス(NVAX)は開発中の新型コロナワクチンが後期治験で90.4%の発症予防効果を示したと発表、様々な変異株にもかなりの有効性があると発表したため寄り付き後上昇。しかし、利益確定売りに押され、結局下落した。

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■NY為替:米長期金利上昇でドル・円は110円台

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円71銭から110円10銭まで上昇し110円08銭で引けた。米長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.2112ドルから1.2130ドルまで上昇して、1.2120ドルで引けた。ユーロ圏4月鉱工業生産の伸びが予想外に3月から拡大するなど、域内の経済活動の再開が進み、景気回復ペースが加速するとの期待がユーロ買いにつながった。ユーロ・円は132円91銭から133円44銭まで上昇。ポンド・ドルは1.4100ドルから一時1.4124ドルまで強含んだ。英首相が都市封鎖(ロックダウン)の全面解除予定を7月19日まで延期すると発表したため、景気回復の遅れが警戒されポンド買いは一段落した。ドル・スイスは0.8980フランから0.9002フランまで上昇した。


■NY原油:伸び悩みで70.88ドル、71ドル台で利食い売りが増える

NY原油先物7月限は伸び悩み(NYMEX原油7月限終値:70.88 ↓0.03)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.03ドルの70.88ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは70.65ドル-71.78ドル。世界の石油需要回復への期待は残されており、ニューヨーク市場の序盤にかけて71.78ドルまで買われた。ただ、米長期金利の上昇を意識して利益確定を狙った売りが増えた。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 41.36ドル -0.50ドル(-1.19%)
モルガン・スタンレー(MS) 90.72ドル -1.33ドル(-1.44%)
ゴールドマン・サックス(GS)372.92ドル -5.13ドル(-1.36%)
インテル(INTC) 58.19ドル +0.34ドル(+0.59%)
アップル(AAPL) 130.48ドル +3.13ドル(+2.46%)
アルファベット(GOOG) 2527.04ドル +13.11ドル(+0.52%)
フェイスブック(FB) 336.77ドル +5.51ドル(+1.66%)
キャタピラー(CAT) 219.01ドル -1.69ドル(-0.77%)
アルコア(AA) 36.95ドル -0.43ドル(-1.15%)
ウォルマート(WMT) 140.56ドル -0.19ドル(-0.13%)
《ST》

 提供:フィスコ

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