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【市況】NY債券:米長期債相場は弱含み、市場のインフレ期待は後退


11日の米国長期債相場は、弱含み。イールドカーブの傾斜化を想定したポジションの多くが整理されつつあるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を翌週(6月15-16日)に控えていることから、この日は調整的な取引が主体となった。11日発表の6月ミシガン大学消費者信頼感指数は、86.4で市場予想を上回った。ただ、1年期待インフレ率は5月実績の4.6%を下回る4.0%にとどまった。5-10年期待インフレ率は2.8%で5月から0.2ポイント低下。インフレ加速の兆候は確認されていないことから、金融緩和策の早期縮小観測は後退している。なお、ニューヨーク連銀は、国債を対象とした翌日物リバースレポを実施。過去最高となる5478億ドルの資金を市場から吸収している。10年債利回りはロンドン市場で1.427%近辺まで低下したが、ニューヨーク市場で1.470%近辺まで反発。取引終了時点にかけて1.45%台で推移した。

イールドカーブは、ややスティープニング気配で推移。2年-10年は+130.70bp近辺、2-30年は+199.60bp近辺で引けた。2年債利回りは0.15%(前日比:+1bp)、10年債利回りは1.45%(同比:+2bp)、30年債利回りは、2.14%(同比:+1bp)で取引を終えた。

《MK》

 提供:フィスコ

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