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【市況】東京株式(前引け)=前日比35円安、上値重く方向感に欠ける

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 11日前引けの日経平均株価は前日比35円26銭安の2万8923円30銭。前場の東証1部の売買高概算は7億3103万株、売買代金は1兆7722億円。値上がり銘柄数は881、値下がり銘柄数は1197、変わらずは114銘柄だった。

 日経平均株価は一進一退で方向感に欠ける展開。寄り付きは、値を上げてスタートしたが上値では売りに押され、買い一巡後はマイナス圏に転じた。午前10時過ぎにかけ再度値を上げ、一時120円を超す上昇となる場面があったが、2万9000円を超える水準では再び売りが膨らんだ。業種別では海運、医薬品が高く、銀行や不動産、空運が安い。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。ルネサスエレクトロニクス<6723>やファナック<6954>も値を下げた。半面、エーザイ<4523>や任天堂<7974>が高く、ソニーグループ<6758>やエムスリー<2413>が上昇。日本郵船<9101>や富士フイルムホールディングス<4901>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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