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【材料】本日の注目個別銘柄:アセンテック、コーナン商、EMシステムズなど

東武 <日足> 「株探」多機能チャートより

<9001> 東武 3105 +55
続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に一気に2段階格上げ、目標株価も3200円から3600円に引き上げた。鉄道需要の回復局面では早期の営業損益の改善が見込める収益構造であること、損益分岐点、来場者数の低下で東京スカイツリー事業が早期回復に貢献すると考えられること、FCF好転で株主還元の充実を含む資金使途の選択肢が増すことなどを評価。

<2910> ロックフィルド 1519 -68
大幅反落。前日に21年4月期の決算を発表、営業利益は11.1億円で前期比2.3倍となり、4月14日に上方修正した水準での着地となった。一方、22年4月期は10.8億円で同2.4%減と減益に転じる見通しとしている。新型コロナウイルスの影響による来店客数の減少が継続することを想定しているもよう。保守的な計画とはみられるものの、想定外の減益ガイダンスをネガティブ視する動きが優勢に。

<9743> 丹青社 906 -24
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6.4億円で前年同期比67.6%の大幅減益となったが、上半期計画の0.4億円は大きく超過する状況になっている。ただ、第1四半期受注高は前期第4四半期の水準を下回るなど、本格的な回復感が強まっておらず、通期業績の大幅上振れ期待までには至らず。アフターコロナ銘柄として前日にかけ堅調な動きとなっていたことから、短期的な利食い売りにつながっている。

<3681> ブイキューブ 2683 +150
大幅続伸。株主総会をオンラインだけで開催できるようにする改正法が前日の参院本会議で可決、成立したことに基づき、株主総会の完全オンライン開催をトータルでサポートする「バーチャルオンリー株主総会配信サービス」を6月16日より提供開始すると発表。今年度は200社以上の企業での導入予定という。事業領域拡大による業績上伸を期待する動きに。本日はアフターコロナ銘柄物色がやや一服していることも支援。

<2695> くら寿司 3900 -50
反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は3億円で前年同期比7.9億円の損益改善となった。ただ、第1四半期8億円の黒字に対して、2-4月期は5億円の赤字に転落。緊急事態宣言再発出に伴う営業時間短縮などの影響を受けたようだ。大きなサプライズには乏しいが、通期予想も未定で、株価が高値圏で推移していること、本日はアフターコロナ銘柄で軟調な動きが目立っていることなどから、売りが優勢の展開になったもよう。

<4820> EMシステムズ 908 +81
大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも850円から1400円に引き上げている。新システムの「MAPs」が調剤向けに複数の大手薬局チェーンで導入が始まっており、今後の成長拡大が現実味を帯びてきたと評価。23年12月期以降の業績予想を上方修正しているもよう。なお、21年12月期に関しても、会社計画15億円を上回る17億円を想定している。

<3565> アセンテック 1408 +100
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業益は2.2億円で前年同期比24.6%増になった。上半期計画の3.5億円、同6.3%増に対して、順調なスタートとなった。仮想デスクトップソフトウエア製品などが堅調に推移したこと、自社製品の「リモートPCアレイ」の地方自治体での導入が増加したことなどが好決算の背景。また、発行済み株式数の1.03%に当たる14万株、2億円を上限とする自社株買い実施も発表。

<7516> コーナン商 3810 +635
大幅続伸。旧村上ファンド系の投資会社であるシティインデックスイレブンスが5.19%を保有する大株主に浮上したことが、前日受付分の大量保有報告書で判明している。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としている。一段の買い増しなどの需給思惑に加えて、今後の企業価値向上に向けた施策につながっていくとの期待感も先行へ。

<4507> 塩野義薬 5839 +192
大幅続伸。一部で社長インタビュー報道が伝わり、国内で治験中の新型コロナウイルスワクチンについて、年内に最大3000万人分の量産体制を整える方針を明らかにしている。5月に新工場の建設を着工、完成後は既存の生産設備と合わせて3000万人分のワクチン製造が可能になるもよう。また、変異ウイルスに対応するワクチン開発を進めていること、新型コロナ治療薬の飲み薬での実用化を目指していることなども伝わった。

<4523> エーザイ 10000 -755
大幅反落。米FDAがアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を承認したことが好感され株価は連日のストップ高、2営業日での上昇率は39%に達しており、本日は利食い売りが優勢の展開になっている。大和証券が投資判断「4」継続で、目標株価を5200円から4700円に引き下げていることもネガティブ視。大和証券では、販管費や研究開発費の予想を増額したことなどで業績予想を下方修正しているもよう。
《ST》

 提供:フィスコ

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