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【特集】大幸薬品 Research Memo(3):同社特許の二酸化塩素ガス溶存液、新型コロナウイルスを99.99%以上不活化

大幸薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより

■トピックス

1. 新型コロナウイルスに対する効果確認
大幸薬品<4574>では、二酸化塩素(クレベリンの主要成分)の新型コロナウイルスに対するエビデンスを複数取得しており、今後も継続する予定である。これらの取り組みは、「クレベリン」のブランド認知や信用の向上に寄与すると考えられる。

2021年5月に同社は、特許を取得している長期濃度保持型の二酸化塩素ガス溶存液(特許第5757975号、クレベリン製品群に使用されている)が、新型コロナウイルスの武漢株及び変異2株(英国株、ブラジル株)を99.99%以上不活化することを北里大学 大村智記念研究所 感染制御研究センター(センター長 花木秀明)との共同研究成果として確認したことを発表した。

既に別の研究では、二酸化塩素が新型コロナウイルスのスパイクたんぱく質に作用して、肺などの細胞表面にあるヒトのACE2受容体との結合を阻害すること(2020年10月)や二酸化塩素ガス溶存液に新型コロナウイルスの不活化効果があること(2021年2月)などが解明されており、今回の成果により、新型コロナウイルスへの長期濃度保持型 二酸化塩素ガス溶存液のさらなる有用性が実証された。

2. ESGへの積極的な取り組み
同社の経営理念は「大幸薬品は「自立」、「共生」、「創造」を基本理念とし、世界のお客様に健康という大きな幸せを提供します。」であり、ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)という言葉が注目される以前から、その理念を掲げ、本業及び本業以外の活動を通して実践してきた。

アパホテル(株)と連携協力し、ホテル利用客に衛生的な環境を提供する「空間除菌キャンペーン」は、社会貢献の1つの事例である。具体的には、2020年12月から2021年3月までの3ヶ月間にわたり、アパホテル全店舗を対象に、各ホテルのフロント、共用トイレ、エレベーター内など不特定多数の方が集う空間を中心に、衛生管理製品「クレベリン置き型」を設置し、衛生対策及び快適な空間環境を提供した。

このほかにも、コロナ禍の2020年には、エッセンシャルワーカーが活躍する医療施設や福祉施設を対象に同社の衛生管理製品を寄贈してきた。その事例は全国、世界に渡っている。

・ 東京都内の社会福祉施設等64ヶ所に「クレベリン」13,448個と「クレベ&アンドハンドジェル」448個を寄贈(2020年7月)
・ 医療従事者等の衛生対策支援に向けて、関西広域連合参加自治体で要請のあった6府県2市(滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、堺市、神戸市)に対し「クレベリン」8,128個を寄贈(2020年5月)
・医療現場の衛生対策支援に向けて、大阪府に対し「クレベリン」10,000個を寄贈(2020年4月)
・ 医療現場における衛生対策を目的に、中国の武漢市・北京市・広州市内の5病院に「クレベリン」10,000個を寄贈(2020年3月)

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《AS》

 提供:フィスコ

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