【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … 大塚家具、ピースリー、大盛工業　(6月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ハウテレ <7064>
　22年1月期第1四半期(2-4月)の経常損益(非連結)は3800万円の赤字(前年同期は3100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.5　大盛工業 <1844>
　21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結経常利益は前年同期比23.9％減の3億5300万円に減ったが、通期計画の3億0700万円に対する進捗率が115.0％とすでに上回り、さらに5年平均の83.6％も超えた。

▲No.6　ピースリー <6696>
　22年1月期第1四半期(2-4月)の経常損益(非連結)は1億1000万円の赤字(前年同期連結は6300万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7064> ハウテレ 　　　東Ｍ 　 -10.42 　　6/ 9　　　1Q　　　　赤拡
<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 -5.05 　　6/ 9　本決算　　　　黒転
<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 -3.75 　　6/ 9　本決算　　　 12.88
<8186> 大塚家具 　　　ＪＱ　　 -3.55 　　6/ 9　本決算　　　　　－
<1844> 大盛工業 　　　東２　　 -2.33 　　6/ 9　　　3Q　　　-23.92

<6696> ピースリー 　　東Ｍ　　 -1.05 　　6/ 9　　　1Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース