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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 I・PEX、日精工、NTTデータ (11日大引け後 発表分)

I・PEX <日足> 「株探」多機能チャートより

 11日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 I・PEX <6640>   ★今期経常を84%上方修正
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の23.6億円に急拡大して着地。電気・電子部品事業でノートパソコン向けコネクターの受注が想定を上回るペースで伸びたことが寄与。自動車部品事業と設備事業の業績回復も大幅増益に貢献した。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の31億円→57億円に83.9%上方修正。増益率が16.0%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

 三洋貿易 <3176>   ★今期経常を一転20%増益・最高益に上方修正、配当も増額
 ◆21年9月期の連結経常利益を従来予想の42億円→63億円(前期は52.7億円)に50.0%上方修正。一転して19.5%増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。主力の自動車関連商材をはじめ幅広い産業に向けた素材関連の販売が伸びることが寄与。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の37.5円→38円(前期は37.5円)に増額修正した。

 セレス <3696>   ★1-3月期(1Q)経常は3.6倍増益で着地
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の18.5億円に急拡大して着地。ポイ活トレンドや巣ごもり需要を背景に、ポイントサイト「モッピー」の会員数増加ペースが加速したうえ、幅広い業種の広告需要を取り込んだことが寄与。暗号資産市場の活況を追い風に業績が拡大したビットバンクの持ち分法利益5.6億円を計上したことも利益を押し上げた。
  第1四半期実績だけで、通期計画の26億円に対する進捗率は71.2%に達しており、業績上振れが期待される。

 オークネット <3964>   ★今期経常を21%上方修正・6期ぶり最高益、配当も4円増額
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比70.4%増の20.1億円に拡大して着地。オンラインオークションの活性化を背景に、ブランド品オークションの取扱高が大幅に増加したことが寄与。中古デジタル機器の入庫台数が伸びたことに加え、端末単価の上昇なども大幅増益に貢献した。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の37.6億円→45.5億円に21.0%上方修正。増益率が3.4%増→25.1%増に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  併せて、今期の年間配当を従来計画の24円→28円(前期は21円)に増額正した。

 KHネオケム <4189>   ★今期経常を46%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比60.6%増の32.6億円に拡大して着地。基礎化学品と電子材料の需要回復が継続し、販売数量が増加したことが寄与。海外市況の高騰による輸出採算の向上に加え、国内における値上げ効果も収益を押し上げた。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の83億円→121億円に45.8%上方修正。増益率が47.5%増→2.2倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 エアーテック <6291>   ★今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益更新へ
 ◆21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.7億円→16.5億円(前期は15.6億円)に70.1%上方修正。一転して5.6%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。新型コロナ感染症対策に対する補助金交付を背景に、感染症対策機器の受注が想定以上に伸びることが寄与。半導体・電子分野、バイオロジカル分野も堅調な推移を見込む。

 テセック <6337> [JQ]  ★今期経常は15億円の黒字に急浮上、50円増配へ
 ◆21年3月期の連結経常損益は3億円の赤字(前の期は0.3億円の黒字)に転落したものの、続く22年3月期は15.4億円の黒字に急浮上する見通しとなった。今期は半導体製造装置市場が活発化するなか、中国向けを中心にハンドラやテスタの販売が拡大し、売上高倍増を計画する。
  業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比50円増の60円に大幅増配する方針とした。

 日精工 <6471>   ★今期税引き前は8.9倍増益、5円増配へ
 ◆21年3月期の連結税引き前利益は前の期比75.5%減の58.8億円に落ち込んだが、従来予想の40億円を上回って着地。続く22年3月期は前期比8.9倍の525億円に急拡大する見通しとなった。今期は工作機械や半導体関連向けベアリングの需要が増加するほか、世界的な自動車生産台数の増加を背景に自動車関連製品の販売も回復し、15.0%の増益を見込む。
  併せて、今期の年間配当は前期比5円増の25円に増配する方針とした。

 ジェイリース <7187>   ★今期経常は28%増で2期連続最高益、15円増配へ
 ◆21年3月期の連結経常利益は前の期比8.7倍の9.1億円に急拡大して着地。続く22年3月期も前期比28.4%増の11.7億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の家賃債務保証業務で新規顧客、既存契約からの継続保証料収入が引き続き増加するほか、コロナ禍における顧客のリスク意識変化を背景に、オフィスや店舗などの事業用保証商品が拡大する。
  業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比15円増の20円に大幅増配する方針とした。

 トプコン <7732>   ★今期経常は43%増益、10円増配へ
 ◆21年3月期の連結経常利益は前の期比93.0%増の55.8億円に伸び、従来予想の20億円を上回って着地。続く22年3月期も前期比43.2%増の80億円に拡大する見通しとなった。今期は旺盛なインフラ投資・穀物相場の活況を背景に、ポジショニング部門で建設・農業関連のICTニーズを取り込む。また、リモート検眼システム需要の継続や中国ビジネスの拡大でアイケア部門の収益が大きく伸びる。
  併せて、前期の年間配当を5円→10円(前の期は24円)に増額し、今期も前期比10円増の20円に大幅増配する方針とした。

 IMV <7760> [JQ]  ★上期経常は2.3倍増益・通期計画を超過
 ◆21年9月期上期(20年10月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の11.2億円に急拡大して着地。主力の振動シミュレーションシステムの国内販売が堅調に推移するなか、製品原価率の改善や経費削減の進展が利益を大きく押し上げた。
  通期計画の10億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 NTTデータ <9613>   ★今期税引き前は34%増で3期ぶり最高益、1円増配へ
 ◆21年3月期の連結税引き前利益は前の期比8.6%増の1304億円に伸びて着地。続く22年3月期も前期比34.1%増の1750億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は銀行向け案件の豊富な受注残高を背景に金融部門の収益伸長を見込むほか、前期に実施した事業構造改革の効果や関連費用の減少で北米部門の採算が大きく改善する。
  併せて、今期の年間配当は前期比1円増の19円に増配する方針とした。

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