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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 メイコー、カプコン、KeePer (10日大引け後 発表分)

メイコー <日足> 「株探」多機能チャートより

 10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 メイコー <6787> [JQ]  ★今期経常は53%増で3期ぶり最高益、20円増配へ
 ◆21年3月期の連結経常利益は前の期比19.0%増の56.9億円に伸びて着地。続く22年3月期も前期比52.7%増の87億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は自動車の生産台数回復と電装化の進展を背景に車載向けプリント基板の好調が継続するほか、スマートフォン向け基板では5G用途の販売が増加し、13.2%の増収を見込む。
  併せて、今期の年間配当は前期比20円増の40円に大幅増配する方針とした。

 イナリサーチ <2176> [JQ]  ★前期経常を3.7倍上方修正
 ◆21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4800万円→1億7700万円に3.7倍上方修正。増益率が60.0%増→5.9倍に拡大する見通しとなった。売上高は計画を下回ったものの、受託試験事業で過去最高の受注を獲得したことにより、施設稼働率が高い水準で推移し、原価が大幅に改善したことが上振れの要因。

 ソリトン <3040>   ★1-3月期(1Q)経常は3.7倍増益で着地
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の10.1億円に急拡大して着地。主力のITセキュリティ事業でテレワーク関連製品が公共部門でも拡大したほか、GIGAスクール案件で校内ネットワークや有害サイトへのアクセス防止ソフトの販売が好調だったことが寄与。
  第1四半期実績だけで、通期計画の21.5億円に対する進捗率は47.3%に達しており、業績上振れが期待される。

 ソフトMAX <3671> [東証M]  ★1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.5倍の3億円に急拡大して着地。政府が医療のデジタル化を推進するなか、前期から持ち越した案件の売上計上も寄与し、27.6%の大幅増収を達成したことが寄与。ハードウェア仕入れや外注費などのコスト削減も大幅増益につながった。
  上期計画の1.6億円をすでに85.2%も上回っており、業績上振れが期待される。

 KeePer <6036>   ★今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額
 ◆21年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の27億円→30.9億円に14.4%上方修正。増益率が97.0%増→2.3倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は2月に続き、3回目。SNSでのユーザー評価の上昇を背景に、高価格帯のコーティング施工が好調に推移していることが要因。コロナ禍でキレイに長くマイカーに乗りたいという需要の高まりも追い風になる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→18円(前期は1→2の株式分割前で15円)に増額修正した。

 オプテクスG <6914>   ★1-3月期(1Q)経常は2.6倍増益・上期計画を超過
 ◆21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の15.8億円に急拡大して着地。IA事業のFA関連で欧州や中国向け変位センサーの販売が好調だったほか、SS事業では防犯関連、自動ドア関連のセンサーがともに伸びた。また、昨年12月に買収したサンリツオートメイションの業績も加わり、24.7%の大幅増収を達成した。
  上期計画の11.5億円をすでに37.6%も上回っており、業績上振れが期待される。

 芝浦電子 <6957> [JQ]  ★今期経常は28%増で2期連続最高益、25円増配へ
 ◆21年3月期の連結経常利益は前の期比32.2%増の31.6億円に拡大し、従来予想の26.6億円を上回って着地。続く22年3月期も前期比28.1%増の40.5億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はハイブリッド車・電気自動車などの環境対応車、省エネ家電向け温度センサーの販売拡大に注力するほか、生産工程の効率化などの生産性向上を通じて収益力の強化を図る。
  併せて、今期の年間配当は前期比25円増の100円に増配する方針とした。

 日ケミコン <6997>   ★今期経常は2.6倍増益へ
 ◆21年3月期の連結経常損益は20.9億円の黒字(前の期は42.4億円の赤字)に浮上して着地。続く22年3月期の同利益は前期比2.6倍の54億円に急拡大する見通しとなった。今期は車載市場、ICT市場、産業機器市場向けアルミ電解コンデンサーの導電性高分子タイプ、ハイブリッドタイプの販売拡大に注力し、付加価値の高い新製品の販売比率を高める方針。また、引き続き固定費削減や生産性向上などの構造改革を進める。

 リビング保証 <7320> [東証M]  ★今期経常を51%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆21年6月期の連結経常利益を従来予想の4億3000万円→6億5000万円に51.2%上方修正。増益率が51.4%増→2.3倍に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。第3四半期までに設備保証サービス契約が順調に伸びたことに加え、BPO事業における利益率の高い大口スポット案件の受注や既存取引先の業績拡大が収益押し上げの要因となる。

 東京精密 <7729>   ★今期経常は39%増で3期ぶり最高益、26円増配へ
 ◆21年3月期の連結経常利益は前の期比28.4%増の158億円に伸び、従来予想の133億円を上回って着地。続く22年3月期も前期比38.7%増の220億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は5G関連を中心に旺盛な半導体需要が続くなか、半導体製造装置の販売が拡大し、21.5%の大幅増収を見込む。
  併せて、前期の年間配当を84円→104円(前の期は76円)に増額し、今期も前期比26円増の130円に増配する方針とした。

 カプコン <9697>   ★今期経常は21%増で5期連続最高益へ
 ◆21年3月期の連結経常利益は前の期比51.8%増の348億円に拡大し、従来予想の300億円を上回って着地。続く22年3月期も前期比20.5%増の420億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は前期発売の「モンスターハンターライズ」「バイオハザード RE:3」などリピートタイトルの販売を進めるほか、主力シリーズ最新作「バイオハザード ヴィレッジ」「モンスターハンターストーリーズ2」などを投入する計画。
  併せて、前期の年間配当を60円→71円(前の期は45円)に増額修正。今期は36円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は1.4%増配となる。

株探ニュース

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