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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 やや売り先行も2万9000円辺りでの底堅い値動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日120円高の2万9110円(+0.41%)前後で推移している。寄り付きは2万9000円とシカゴ先物清算値(2万9055円)を下回って始まり、現物の寄り付き直後には2万8860円まで軟化。しかし、2万8900円~2万9000円辺りでの底固めを経て、前場半ば以降リバウンドを見せており、前引け間際には一時2万9120円まで上昇幅を広げた。

 決算に対する市場反応が注目されたファナック <6954> 、アドバンテスト <6857> については、いずれも売り先行で始まったものの、ほぼ寄り付き直後を安値に切り返しを見せており、相場全体の底堅さにつながっているようである。もっとも、朝方の短期的なショートについては、前場段階でカバーは一巡していると考えられるため、後場は2万9000円~2万9100円辺りでのこう着相場が続こう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で15.17倍まで低下した後に15.24倍に上昇。保ち合いレンジの上限レベルでの推移により、引き続きNTロングによるスプレッド狙いのスタンスは継続しておきたい。

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