市場ニュース

戻る

【市況】<マ-ケット日報> 2021年4月21日

 21日の市場は日経平均が大幅続落。終値は前日比591円安の2万8508円で、先月24日以来の安値となっている。前日の米株安や足元の円高進行などを嫌気して売りが先行。東京、大阪、兵庫の緊急事態宣言入りがほぼ確定したことで、5月の大型連休にかけて経済活動が大きく制限されることへの懸念が投資家心理を圧迫した。一部には昨日の下げで日銀がETFの買い入れを見送ったことも、短期筋の押し目買いを難しくさせているとの指摘もある。

 昨日の米国市場は世界的な新型コロナの感染拡大を警戒してダウ平均は続落した。新興国を中心に世界的な感染者の増加が止まらず米国への景気懸念が意識され始めている。米国務省が世界の感染状況からより厳格な渡航勧告を週内に発表するとしたことも米航空関連株、レジャー株の下げを誘発した。米国株は史上最高値圏にあるためわずかなマイナス材料でも利食い売りが出やすい状況。当面は神経質な動きとなりそうだ。

 さて、東京市場は本日も米株安やコロナの感染拡大を嫌気した売りが続き指数が下値を探る展開に。高値もち合いからの短期的な下放れの格好を取っており、当面は調整色の強い相場となりそうだ。日経平均、トピックスともに75日移動平均線を割り込んだことは昨年11月からのバイデンラリーで初のこと。今は無理な押し目買いは慎重になりたいところである。(ストック・データバンク 編集部)

日経平均