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【材料】王子HDが後場プラスに転じる、国内や東南アジアでパッケージ事業想定上振れ21年3月期営業利益は計画上振れ

王子HD <日足> 「株探」多機能チャートより
 王子ホールディングス<3861>が後場プラスに転じている。午後1時ごろ、集計中の21年3月期の連結業績について、営業利益が700億円から840億円(前の期比20.8%減)へ、純利益が350億円から480億円(同17.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

 売上高は1兆3500億円(同10.5%減)の従来予想を据え置いたものの、国内及び東南アジアのパッケージング事業で製品の販売が想定より上振れしたことや、グループ全体で強力にコストダウンに取り組んだことなどが寄与した。また、外貨建資産負債の評価替えによる為替差益の発生なども利益を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS

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